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2011年 10月 27日

近江路・仏女ブロガー旅紀行 11 ~櫟野寺~

伊勢廻寺を後にして、バスに揺られること15分。
びわ湖百八霊場第八十五番(湖南第五番)、櫟野寺に着きました。
らくやじ、と読みます。 またの名を“いちいのてら”。

【櫟(いちい)】
 イチイ科イチイ属の植物。常緑針葉樹。別名はアララギ。

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境内に大きな切り株がありました。
寺の伝承によると、この寺は最澄が櫟の生木に一刀三礼のもと本尊を自刻し、安置したことに始まるそうです。
天台宗総本山延暦寺の末寺であり、甲賀地方の拠点寺院として多くの信奉を集めてきたとのこと。
ちょうどこの日(10月18日)から秋祭りが始まったようです。
秋晴れの下、どこかお祭り気分が感じられる明るいお寺めぐりとなりました。




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境内には立派な土俵が設えてありました。
どうやら午前中に奉納相撲が行われたようです。 う~ん見たかった…

【奉納相撲】
 時の征夷大将軍、坂上田村麻呂が当地に鎮座されている櫟野観音に祈願されたところ、観音様のご加護により賊の討伐に成功することができた。そこで将軍は家来に命じて、国技である相撲を奉納された。以来、毎年絶えることなく今日まで続けられている。

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櫟野寺には数多くの仏像が安置されており、その多くが重要文化財に指定されるなど、その密集度はかなりのもの。
一説には、この辺りに昔、仏像工房があったのでは?とも考えれているそうです。

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仁王門の金剛力士像はめずらしくガラス張り。

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光が反射して、うまく撮れませぬ。。
しかしなかなか迫力度の高い力士像です。

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本堂の中は撮影不可。

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ここからなら…と特別に許可していただいた所から、パチリ。

この横手から奥の収蔵庫(大悲閣)に入ると、そこはもう目くるめく仏像ワールド!
ご本尊である木造十一面観音坐像に始まり、坂上田村麻呂の等身大とされる木造毘沙門天像、聖観世音などなど。。
やはりそのいくつかは「神仏います近江」展にご出張されておりましたが、それでも見応え十分です。

残念ながら撮影はできませんでしたが、お寺さまのご好意によりホームページからの転載を許可していただきましたので、
ご本尊様のお姿をどうぞ。

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【木造十一面観音坐像】
 坐像というのは珍しく、像高3.12mは木造座像として日本最大。いわゆる丈六仏。
 平安初期の作とされる一本造り。ただし、お腹周りは寄木。
 昭和46年に金箔が張り替えられ、その輝きを今に保つ。

その他、当寺のホームページはとてもしっかりと作られており、一見の価値ありです。
ぜひご覧になってください。 →櫟野寺HP
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by esu-san | 2011-10-27 23:27 | 近江路・仏女ブロガー旅紀行


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