2011年 11月 06日
近江路・仏女ブロガーの旅、最後にお届けするのは、“みずの森”です。 → 草津市立水生植物公園みずの森ホームページ JR草津駅からはバスで約25分。 目印である大きな風車が出迎えてくれました。 「くさつ夢風車」と名づけられた風力発電施設。 風力発電が盛んなドイツ製で、高さはなんと95mもあるそうです。 この日は点検のため停止中でしたが、琵琶湖の湖岸を車で走ると遠目からでもよく目立つ、シンボル的な存在です。 さて、ここ“みずの森”はブロガーパスを提示して入場しました。 ブロガー特典で入場料が無料になるのです。 しかし、そもそもなぜ仏女ブロガーの旅なのに、植物園?と疑問に思われたかもしれません。 その理由は… 蓮の花が咲いているからです! 【蓮】 仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠されている。 如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。 主に寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている。 仏教では死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっている。 仏様と蓮は切っても切れないもの。 本来、蓮は7~8月に開花するものですが、ここのロータス館では世界の蓮が1年中見られるのです。 極楽浄土… という言葉が想起されます。 よろしければ、以前の蓮の記事もご覧ください。 → 7月27日の記事「法金剛院」 また、館内には「仏教五木」なるものも植えられていました。 【仏教五木】 ・ムユウジュ(釈迦(仏陀)の生誕はこの木の下であった) ・インドボダイジュ(釈迦(仏陀)はこの木の木陰に座し、悟りを得た) ・サラノキ(この木の下で釈迦(仏陀)は入滅した) 以上の三霊木に、 ・マンゴー(木々の中で最も生命にあふれ、かつ霊魂が宿る木) ・エンジュ(人を集め、説法することの象徴) この2種を加えて、仏教五木と呼ぶ。 いやはや、蓮は見ていて飽きません。 昔から、人を惹きつける何かを持っているのでしょうね。 旅の終わりを締めくくるのに相応しい、静かな感動に浸っておりました。。 帰りのバスを待つ間、館内のロータスショップで一休み。 オーダーしたのは「蓮茶セット」500円です。 その名のとおり、蓮のお茶と蓮の和菓子がセットになっています。 お茶は…どこか草っぽい味に木の実の香ばしさがブレンドされたような、割合スッキリと飲み易いお味でした。 和菓子は…黄色いのは蓮の実そのまま。 食感は銀杏っぽいでしょうか。 右のはその黄色い蓮の実が餡子の中に砕かれて入っています。 うん、悪くない。 と、ほっこりしたところで、バスに乗ってJR草津駅へ戻ることにしました。 これで今回の旅は終わりです。 さまざまな神仏、人、そして華にめぐり会えて、充実した旅となりました。 あともう1回、まとめの章を書かせていただこうと思いますが、とりあえず一旦ここで筆をおきたいと思います。 滋賀県観光交流局のスタッフの方をはじめ、関係してくださった皆様に感謝いたしております。 ほんとうにありがとうございました。 皆様の今後のご発展、ご活躍をお祈りしております。 合掌。
by esu-san
| 2011-11-06 00:49
| 近江路・仏女ブロガー旅紀行
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