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2012年 10月 23日

近江路・ビワイチ旅紀行 10 ~雨森芳洲庵~

雨森芳洲をご存知ですか?

【雨森芳洲】
 江戸時代に高月に生まれた儒学者。18歳の頃に江戸に出て木下順庵門下生となり、のちに対馬藩に仕えて朝鮮との交流に尽力した。

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雨森芳洲庵は地元に人々の熱意により、国際交流と湖北文化の伝承を願って、生家と伝わる本家跡地に建てられたとのこと。
芳洲の志を継ぐ活動の拠点として活用されているそうな。

どれ、中に入ってみましょう。





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ハングルで、いらっしゃいませ。

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大広間には何もない・・・ と思いきや、何やら飾ってありますね。

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これは朝鮮通信使の食事、だったかな?(メモし忘れました…)

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手作り感あふれる朝鮮通信使すごろく。

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図絵巻も飾られていました。

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展示スペースには芳洲の像をはじめ、著書、朝鮮通信使の資料などが整然と並べられていました。

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お庭は一見、殺風景、シンプルともいえる作りですね。
朝鮮仕様なのでしょうか。

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そして庭の片隅に咲くのは、木槿(むくげ)。
確か韓国の国花ですね。韓国ではムグンファと呼びます。

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ここ雨森芳洲庵は東アジア交流ハウスともいい、国際交流や人権学習、まちづくりなど様々な講座やイベントに活用されているそうです。

何かと不安定な昨今の情勢。
だからこそこうした努力、こうした活動が大切なのかもしれませんね。。

by esu-san | 2012-10-23 21:58 | 近江路・ビワイチ旅紀行


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