2012年 11月 02日
30分の船旅の後、竹生島に上陸。 大きな石碑には「琵琶湖八景 深緑 竹生島の沈影」と書かれています。 琵琶湖八景についてはこちら。 →☆☆☆ 次の船への乗船時間との兼ね合いから、上陸に費やせるは約110分。 通常の上陸時間は約80分くらいが多いですので、今回は少し余裕があります。 まだまだ傷む膝をかばいながら、無理しないペースで一周してみましょう。 【竹生島(ちくぶじま)】 琵琶湖北部に浮かぶ周囲約2kmの島。琵琶湖では沖の島に次いで2番目に大きい島です。 島の名前の由来は、「神の斎く(いつく)住居(すまい)」が「つくしまい」「つくぶすま」に変じた、竹が生えているから、島の形が雅楽器の笙に似ているから、といった諸説があるようです。 古くから信仰の対象とされ、宝厳寺は西国三十三所の札所としても有名。年間約10万人もの人が訪れるとのこと。 なお、寺社関係者や店舗従業員は島外から通われており、夜間は無人島になるそうです。 大きなリュックを担いでいる私の姿を見て、「荷物預かってあげるよ~」と声をかけていただいたのは、野坂みやげ店さん。 ちょうど後で何かお土産を・・・と思っていたので、お言葉に甘えて預けさせていただきました。 身軽になって、足取りも軽やかに・・・ って、いきなり階段ですか?!(汗) 右膝をかばいながら、ゆっくり登ります。 まず最初に「月定院」へ。 ここで「日本三弁才天「竹生島」特別展 ~源平と戦国まで武将が仰いだ島~」が開催されていたのです。 ガイドの方がとても楽しそうに説明してくださったのが印象に残っています。 そしてさらに階段を登る!(汗) 竹生島宝厳寺の本堂に到着。 本尊の大弁才天は、江の島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古い弁才天であるため、当山のみ「大」をつけて、大弁才天と称するとのこと。 まずはお参り。 弁才天といえば、琵琶を手にしたたおやかな女性神を思い浮かべたのですが、ちょっとイメージが違ったみたい。 どっしりと構えて迫力があります。 そして頭の上に小さな顔が。。 頭上に翁面蛇体の宇賀神像をいただく姿の、宇賀弁才天と呼ばれるものです。 「弁天様の幸せ願いダルマ」は、中にお願い事を書いた紙を収め、奉納するという願掛けのもの。 こちらは江戸初期に落雷で焼失した三重塔を平成12年に再建したものです。 そしてその傍に建つ宝物殿にて、「竹生島文書」とご対面! 織田信長の「天下布武」の朱印が押された朱印状をこの目で拝見することが出来ました。 絶景かな♪ 国宝「唐門」は豊臣秀頼が京都・東山の豊国廟から移築したもの。 移築前は「極楽門」と呼んだそうです。 今は色あせていますが、細工といい微かに残った極彩色といい、当時の絢爛豪華さが偲ばれます。 お線香の一本でもあげて。。 重要文化財の「舟廊下」。 かつて豊臣秀吉の御座船「日本丸」の骨組みを利用して造られています。 そしてこの舟廊下を渡った先に・・・ 龍神拝所。 光の向こうには、何が待っている? しかし両側はベニヤ板で覆われています。 通路の両側は、ちょうど大規模な改修工事中なのでした。 さて、かわらけを購入して、名前と願いをそれぞれに書いて・・・ 先ほどの光の向こうに向かって立つと、眼下に鳥居が現れます。 鳥居に向かって、かわらけをそれっ! 何と2枚ともうまく鳥居の下に届きました! 2年前と比べて、工事の関係から鳥居との距離が少し短くなったような気がします。 かわらけ投げで願いを成就されるのは、今がチャンス?! さて、港に戻り、ここから「インターラーケン」号に乗って、今津へ。 約25分の船旅です。 さよなら、竹生島。。
by esu-san
| 2012-11-02 23:24
| 近江路・ビワイチ旅紀行
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